マルチデバイス時代、既存のIT資産管理の限界を突破するには
業務効率アップに必要不可欠なのは「自動化」
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変貌するIT資産管理の役割
その課題のひとつが、IT資産管理が複雑化したことだ。1人ひとりが複数デバイスを保持するのが珍しくない昨今では、単純に台数が増えただけでなく利用シーンも多様化し、管理すべき要素は以前に比べ確実に増えている。
「多くの企業が、自社のIT資産管理はできていると思っていますが、マルチデバイスという観点で見ると、セキュリティ・ビジネスリスク管理に多くの『穴』を見落としてしまっていることが少なくありません」と語るのは、SCSK プラットフォームソリューション事業部門 ITエンジニアリング事業本部 エンタープライズ第二部 副部長 小林一夫氏だ。
「2014年5月に起きたIEの緊急パッチ騒動への対応で苦しまれた方も多いかと思いますが、ビジネス上のリスクには迅速な対応も求められます。該当デバイスが千台、二千台ともなると、とても人力では対応できません」(小林氏)
リスクへの対策には、デバイスがどこで使われており、だれが、どんなアプリを使っているのか。あるいは、どのライセンスが使われているのか、といったIT資産情報を正しく把握する必要がある。
また、利用しているアプリの安全性やセキュリティパッチの管理を怠り、情報漏えいなどを引き起こすと、被害者でありながら管理責任を問われ、企業の信頼を大きく毀損してしまう。IT資産管理は、セキュリティやコンプライアンスの問題でもあるのだ。
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